
各章かならずあるHelloの文字
北米版if暗夜プレイ日記後半。白夜侵攻からエンディングまで。やっとクリア。
北米版プレイ日記・後半
ローカライズスタッフが叡智を注ぎ込んでも、そこまで大幅な改善はできなかった暗夜シナリオ。
要所要所にキャラの奇行をがんばってフォローしているのに、それでも補えてない。「〇〇さんは私を思ってこう言ってくれたんですね」といった親切な解説セリフが入る。全部セリフでカムイちゃんが解説してくれる。()でくくられてしゃべる。
ゆらりゆるれりの部分は「You are the ocean’s gray waves」 擬音の翻字ではない。
Chapter 22: Sakura
まだユキムラは敵であるカムイ”様”の敬称をつけてくれる。おそらく、仕えたミコト様の子供だからという理由で。
Fort Jinya 陣屋という表現に納得。砦よりサクラのところは陣屋だね。
カムイ・カザハナ戦闘会話
Hanaちゃんことカザハナ。
!が多かったり同じことを何度も繰り返したりと、取り乱してるのがわかる。そうね、このままだとサクラが討たれるしね。
ツバキとカムイの戦闘会話どうやって見るんだろと思ったら、ツバキ側でレスキューすればよかったんだ。
カムイ・アクア・サクラの戦闘会話
ここはカムイに対しては名前呼び捨てで挑むのに対し、アクアに対しては「My sister」と姉として呼ぶ。そういう呼び方の違いで、過ごした時間がわかるの大切。
アクアとは戦いたくないスタンスが読み取れたし、白夜の王女としてここに立ってる感じが出てる。最後の方にカムイのことも 「sister…」って言ってくれるところもカワイイ。
Chapter 23: Possessed
章タイトルのPossessedは「(強い感情に)取りつかれた」タクミがおかしいことが章タイトルでわかる。
タクミの言うdear Sisterはほぼ嫌味。
オボロの戦闘会話
国内版と違って、「愛してた」ってタクミへの恋心を死に際に告るオボロ。ここオボロの表情が穏やかなのに替わるのいいと思います。ヒナタはそんな変わりなかった。
カムイ・タクミ戦闘会話
my forgotten sister(思い出すことのない幻想の姉)
すごいタクカムだ! 白夜からやってて今回2周めみたいな暗喩を「my forgotten sister」に感じる。このローカライズすごい。
その返しにカムイは「Takumi…Brother」って返すのも、またセンスあるやり取りになってる。カムイは血のつながった弟だと思って対峙してる。
本当に血縁詐欺設定がっかり。白夜勢の「実は血がつながってませ~ん、嬉しいよね!」のオチは興ざめ。何度も言う。
国内版では「タクミさん! そんなッ……、うそですよね……タクミさぁぁぁぁぁぁぁん!」って発声練習しがちだったカムイちゃんは、北米版でも4回名前を叫んでた。じつに忠実なローカライズ。TAKUMI!!(大文字で連呼)
カムイ「Takumi?! TAKUMI ! NOOOOOO!」
アクア「Takumi! Please no……」
カムイ「I won’t let it! TAKUMI!!」
北米版だと声が「たくみさぁ↑ん❤」っていう発情ボイスではなくなったので、ゆるふわドリキャラとしての魅力が減少。やっぱりカムイちゃんの声は国内版よな。
海外ではゆるふわ自己投影キャラはウケない。意思を持たないとだめ。
Chapter 24: Hinoka
きちんとご挨拶してくれたのは、ヒノカ姉さんだけ。
マークス兄さんが「little princess」って言いまくるので、マクベスにからかわれちゃう。
からかわれてもお構いなしにlittle princess呼びを貫き通す。マクカムだな。
国内版の「正義など無い」って言うくだりは、だいぶ文章とやり取りが追加されていた。横着して画像ではる。
流石に暗夜のあれでそれなシナリオに対するフォローは入ってた。良かった。米任天堂も「このシナリオちょっと……」って思ったんだろうね。ローカライズスタッフに負担をかけて申し訳ないね。有名作家の渾身のシナリオだったのにね。
カムイヒノカ戦闘会話
とてもわかり易い文章で喋ってくれる模範的なヒノカ姉さん。
ぼんやり眺めてても、論理的でそんなに英語力がなくても分かる。多分しゃべり方が無個性。
戦闘後の会話では妹として会話してくれる。戦闘中は名前呼び捨てだった。名称変化を演出として気を使ってる。
「カムイに似ててあなたも可愛い顔してるわね」というカミラヒノカ百合シーン。
カムイに似てるから好みみたいなことをいいますが、そこに血のつながりありませんよ!
「MY sister」と「私の」主張したあとの、カムイに似てる発言で、血のつながりのある姉のヒノカを持ち上げるカミラ姉さんの粋な感じ。そこに血のつながりありませんけど!(2回目)
Chapter 25: Ryoma
きちんとHelloってご挨拶できるカム子。
英文で読んでもシナリオしんどいっていいましたが、25章に関しては英文で綺麗に言葉が整っていた。25章に関してだけは、です。
「my eye on you」は、期待して目をかけていたというよりは監視の意味。
childは複数じゃない。きょうだいたちに命じてるわけじゃなくてカムイ個人への指示。
ガロン王はカムイのことgirlって言ったり、childって言ったり定まらない。ずっと表現が混じってるのは、もうハイドラめいてしまって正気じゃないからかな。
リョウマクに追加シーンあり。
リョウマ・カムイ戦闘会話
ここで今までになかったsister of mineというフレーズを使う、リョウマ兄さん。
my sisterとsister of mineの違いは
my sister:ヒノカ、サクラそしてカムイ
sister of mine:目の前にいるカムイのみ
ぐらいの差がある。「お前だけは違う」的なもっと強調した表現かなぁと思う。ここいらのセンスはすごく好き。
My beloved sister(俺の最愛の妹)で、戦闘終了後はmyがつく。ここでヒノカ・サクラと同格の妹に戻った。ローカライズありがとう。
国内版だともっと違う感じの戦争を終わらすためにと言うよりは、この場を収めるって言うセリフだったので、海外版のほうが正しく王族の務めを果たしている。
ニュアンスと単語の選び方を変えるだけで、国内版だってifシナリオは改善されるはず!
切腹前の「お前を信じよう」の部分は「I Wii trust you.Good-bye」
アクアもMy brotherって兄呼びするとこもいい(この章のクリア後だけ)戦闘後にみんなmyがつくね。
Chapter 26: Treason
こういった格好良いマークス兄さんは、もっと早く19章辺りで見たかった。
レオンも「disgrace(恥さらし)」っていいながらマクベスにトドメさしてくれるのはいいんですけど、身内が目の前で人を●してはしゃいだり褒めたりする暗夜きょうだいのキャラ性をもっと…もっと…。
北米版でも直せない=大御所が描いたプロットに手を入れることはできない箇所。
北米版でも案の定グダグダ言い出す。直せなかったのかここは……。
これからお父様の真実の姿をみてってあたりで、またきょうだいが「えー」ってグダグダグダグタいいだす。「さっきカムイについてくっていったよね!? 信じるって言ったよね?」ってなる。
Chapter 27: The Empty King
「理由は言えないんですけど」っていうカム子とアクアに、もっと早くいってよって正論を言うレオン。ここはみんなそう思ってる。
マークス兄さんがカムイを信じたり、嘘だったら敵になるぞっていってきたりするところは変わらず。ここで疑惑を向けるのがレオンの役で、マークス兄さんがカムイをフォローたらもっと良かったね。演出を次は頑張ろうね。
26.27章のセリフのやり取りの間に、発言がぶれていくのが直ってたらよかったのになぁ。そこは修正されないということは、大元のプロットの部分はローカライズで変えられないんだね。
カムイ・ガロン戦闘会話
もう父親だとは微塵も思ってない。サブタイトルの回収。
ガロンのセリフは大文字小文字交えて、たどたどしさを表現というよりは、音声の途切れ具合の表現かと思う。今までも大声で喋ってそうなセリフは大文字で表現されてた。どちらかと言うと怒鳴ってるとき大文字の文章になる(主にタクミが喚いてる印象)
通常、英文で穏やかに強調したいときは*○○*ってアスタリスクで囲む。
「lost sister」は生き別れの姉さんの意味。英文だとバリエーションがあって面白い。一番は23章の「my forgotten sister」表現が好き。
Endgame: Night Breaks Through
お寝坊妹
sistarが小文字。やっと嫌味じゃないdear sisterって言ってくれた。タクミは血がつながってると思って歯向かってくる暗夜のほうが好み。
血がつながってない設定いらんかった。のブログのサビなので何度でも言うけど、血縁詐欺にがっかりだよ。
タクミ・サクラはミコト母で、カムイと結婚した場合「伴侶」表記で同性婚と同じ仕様子供なしだったら迷わずタクカムだったし、カムサクだった。危なかった。本当の近親設定のタクカムはきっとはまったら危ない。近親設定はいいとこ取りしたかったんだろうけど中途半端だった。
ジョカムちゃんのご家族による呼びかけ。そんな変わらないですね。支援Sだと代わったらいいのにって思いましたが、Sだろうがなかろうがジョーカーの態度は変わらない。
「いい子にするから」って言うカンナかわ。ショタっ子のボイスは女性が良いと思うよ。
カムイ・タクミ戦闘会話
わりとギリギリの物騒な単語しか喋らなくなったタクミ。ガロンとは違って、まだ弟として討とうとする演出。
あまり○ね○ね連呼しなくなった。有名声優のしねしねボイスはそんざいしない。本当にローカライズスタッフには手間をかけてしまったね。
そういえば、タクミには滅殺が発動したけど効かなかった(エフェクトは入るのにただの通常攻撃になってた)
北米版暗夜エンディング
ladiesを相手するレオン萌えますね。冷たくあしらわれたい。
FEお得意の消息不明になる人のエンディングフレーズの「風の様に去っていった」的なところが海に変更。「漣にさらわれるように」
アクア的に、海っぽいよね。あと、暗夜きょうだいはもっと真剣にアクアのことも気にして探してあげて。
そして、最後の締めのHello。Hello、万能ローカライズ。
暗夜エンディング後日談
ジョカムちゃんちの後日談。流用テキストでジョカムだった時の変な感じもそのまま健在。ジョカムはインビジじゃないと後日談変わらないから……。
After her brother ascended the throne, Camilla largely withdrew from royal affairs. She focused instead on humanitarian efforts, eventually adopting as many as 11 children by some accounts.
割りと変わってた後日談は↑のカミラ。除籍するのは一緒で、新たにカミラ隊になった強くて可愛い美少女11名。何も言ってないけど全員美少女だって。切りが良い12名じゃないのは、ルーナがいなくなってベルカ+11名で12人なのかなぁ。
最終ステータス
ジョーカーは途中カム子の忍素質マリッジで忍者やってた。バトラーの滅殺モーションかっこいい。グレートナイトを経由しないと力が伸び悩むね。
父を2周りぐらい上まったディーアのステ。器用貧乏みたいなステータス。速さ得意のカムイ、便利。26章の右のソーサラーたちを父子二人で一掃してくれた。
ジョカムのカンナの可もなく不可もない平凡さ。暗夜ノーマルなら戦場に立ってられる。必殺か竜穿でどうにかしてくれる。
グレートナイトを経由して最終的にパラディン。暗夜何周もしてるけどサイラスを初めて最終戦に連れていった。
下級職の段階から力と守備と速さが伸びてくれた。マークスが来るまでずいぶんと壁役を担ってた。速さがのびなくていつも脱落するから…。
エルフィ母なのにお父さんとそんなに変わりがない。もっと守備伸びてくれるかと思ったのに。エルフィからの大盾もあって守備/魔防もどちらも高い。
ブレイブヒーローにしてもさして速さが伸びなかったけど、太陽習得したマークスは単騎でも立ってられる。
ほぼカンストしてるオーディン。途中兵法者をやってたので、守備もバッチリ伸びてくれた。避け壁。終章のノスフェラトゥは全部引き受けてくれました。エリーゼと結婚させようとしたけど支援Sまでとどかなかった。
総評
海外版を正式なシナリオ+キャラ観としたいんだなって気持ちが見えた。切り捨てられた国内版のテキストとキャラ設定…。最初から日本でもこのシナリオで発売してくれよな。
ゲーム部分は変わってないのに、テキスト部分に大幅な修正を入れたということは、国内版はβテストあつかいだったの?
覚醒の時はローカライズが外注で、本当にそのまま訳しただけって印象だったけど、今回のifはだいぶ頑張ってた。頑張ってたけど……英文で読んでもシナリオのダメさとぐったり感が伝わる良ローカライズ。どうにもならんかったんだね…。
日本語テキストの書き方の趣味が合わないだけかなって思ったけど、そんなことなかった。プロットから問題があったことがわかった(原案の人、しっかり)
文章の語彙のセンス、重要なんだよ。次回作は頑張ろう。次回作も原案続投の可能性あるけど……。次こそはシナリオに本当に気合を入れてください。次こそは。失敗を生かして。
本編シナリオにも多くの追加要素あり。主に追加されてるのは戦闘会話と支援会話かな。「……」で押し黙るセリフには全部追加部分があったので、カムイが意見を言える子になった印象。国内版の無意味な「………」「!!!!」乱用の乱文を、ローカライズスタッフがどう思ったのか知りたい。
ジョフロの戦闘会話の変わりっぷりと、ジョカムの文章の追加っぷりすごかった。
2秒じゃなく10秒待てるようになったジョーカーとサイラスの会話とかもよかった。
自分はジョーカー絡みしか本気で読んでない。他のキャラが本命ファンの人がきちんとやったらきっと新しい発見があると思う。自分がジョカム周りしかリソース割いてないのがまるわかり。
マクカム的にいろいろ美味しいと思う。マクカムの人におすすめだな。マークス兄さんのセリフに追加が多かった。本編を補足する説明ゼリフが多くて、使ってくる単語レベルが上ってたので飛ばしてしまった。
並行輸入で買っても2DS本体+ソフトで2万ぐらい。試しにコレクションアイテムとしてやってみるのも楽しいかも。DLC絡みは一切やらない条件でスタンドアロンでやろう。
どうしようか迷ってる人が、検索でここにたどり着いて参考になったら幸いです。TOEIC450~500でいける。
正攻法ではDLCコンテンツの利用ができない。インビジ、追加DLCはやるつもりが無い。
日本国内でプレイするには第3ルートまで全部入った特装版を入手するか、全部DLC済みの本体とソフトセットになったのを、中古として海外の方から譲ってもらうかしか選択肢がない。
「Grandpa Joker」っていうディアカムのカンナは見たいので、ディーアと支援Sにするデータは後でやりたい。ジョーカーおじいちゃん。
欧州版fireEmblemFates
Bond or blood? Magic or Bow? Collar or Ponytail? #TeamConquest or #Team Birthright? #FireEmblemFates pic.twitter.com/khORP76fsj
— Nintendo UK (@NintendoUK) 2016年5月12日
「宮野か?梶か?」みたいなノリで「Collar or Ponytail?」
3秒で分かる敵対した時の弟2名の破壊力。立襟かポニーテールかっていうとフェチっぽい選択。
欧州版は5/20に発売。海外でも数字出せるといいですね。海外のFEfatesの評価高めなのは日本みたいに発売前に「シナリオすげー面白いから!」って事前広報でアピールせず、ゲームシステムとキャラを前面に出す広告戦略だからですかね?(上から目線の発言) 実物と事前情報の落差、ここ重要ね。
ドイツ語だと訳が壮大な単語になってて、このゲームそんなスケールのでかい話じゃないよってなる(特に第3ルート)
- 白夜:Vermächtnis(遺したもの)
- 暗夜:Herrshaft(支配)
- 透魔:Offenbarung(黙示録)
【英語表記】
- 白夜/Birthright /Hoshido
- 暗夜/Conquest/Norh
- 透魔/Revelation/?
社長がきくの動画版っぽいのが海外ユーザー向けに公開されていた【現在は削除】
国内版であんなにシナリオ力入れたって言ってたのに、海外展開ではシナリオに関して「分岐がある」だけで一切触れず推していかない。シナリオに力入れました!って言ってよ。盛り上げて!
シナリオに力入れたって触れて! 国内版みたいに「超有名作家が原案、シナリオの面白さで売れてます。ネットでも特にシナリオの好評が良いです」って嘘でも言って。シナリオに期待した国内ユーザーが滑稽になっちゃう。
原案作成者が見てないところじゃ持ち上げないのではなく、とことん太鼓持ちして。一貫してストーリーに力入れたことを伝えていって! 国内外共通で原案に対して接待広報しよう。
「シナリオが好評だからアマゾンでベストセラーでした」って海外の人にも教えてあげて。原案+キャラデザ作画の豪華コミカライズもあるって広報して。【追記・原案のコミカライズは頓挫して、別の雑誌でレオン視点外伝的なのが始まってた】
海外市場は日本と違ってマーケティング手法に対して厳しい(ステマとか厳し目)国内版はやっぱりシナリオは捨てだったんだね……。日本ではこのシナリオでいけるって思った経緯をインタビューで知りたいな。