北米版暗夜子世代の外伝と親子支援会話をいくつか。
ジョーカーも息子に対してHello。このゲームのHelloの万能感すごい。
FireEmblemFates:子世代外伝
一番気になったのは、レオン外伝のフォレオへのひどい性差別セリフがどうなってるか。
もちろん修正されてた。
海外ではレオンにひどい印象がないんだって思って安心。ああいうジェンダー差別発言キャラは、海外じゃ挽回が難しから、消えてよかった。
なぜ国内版はあんなひどいセリフをレオンは言わされたたんだろう。修正をするってことは、なにか強い信念を持った演出と差配ではなかった。
ただライターの思念を反映した、差別的なテキストだったってこと?
ディーア外伝:Fight or Flight
「Fight(闘争)かFlight(逃走)か」で韻を踏んでる。
この外伝本編中のディーアとジョーカーのセリフもいたるところに韻を踏んでて楽しい。
ジョーカーにlazy lout言われる。lazyは努力をしたがらない的な意味。
ジョーカーが期待した働きをしない息子。将来カムイ様に仕えるように育て上げてる。
1ターン目に助けに来たジョーカー達に気づくシーン追加。
この大量に追加部分、持ってこられると困るんですよ!(萌えて)
助けを待ってる感ある。
「怪我したら治してやるな」という意味で使われてたstay closeは、隣接しなくちゃ回復できないFE特有の言い回しな気がする。
話しかけると「招かざる客片付けたらだけど…」みたいなこと追加。冗談をいう余裕を見せる息子さん。
「whatever(乗り気しないけどまぁいいけどさ)」的なこと言うだるだるディーア。
英語、韻を踏む(rhyming)はアクセントがある母音とその後の子音が一致で3種類
- 視覚韻(発音は違うけど綴りが似ている)
- 脚韻(末尾の音が共通)
- 頭韻(頭の音が共通)
タイトルもそうなんですが、Fight /Flight healer/fighter dilly/dally(グダグダしやがって)あたり完全韻を使ってくる。反復させることで、このキャラの滑稽さを出そうとしてるキャラ付けなのかな。
それかディーアを怠惰キャラにしたいか。
なんで2回名前言ったの??? お前ホントどうしようもねぇ的な意味?
slighting my profession 自分の執事仕事を侮られると起こるお父さん。ここ怒っていいとこ。
Don’t botherなのかDon’t bother meなのかで、意味合いが変わってくる。
ここはどっちかというとDon’t bother me(拒絶)の意味合いのほうが近いかもしれない。
このあと「No?Or a cup of warm milk?」と続く。
子供扱いして挑発する。国内版よりディーアの反抗期っぷりが強調されて、ジョーカーの父親としてのダメさ加減は減ってるね。
Little Lord Lazybones 手のかかる坊ちゃま。そして頭韻Lで揃える
give me a break(かんべんしてくれ)にはセリフあった。
国内版で「黙って見てろ」「…………」の……部分は「Go on then (じゃぁそうする)」って言う反応。
英語圏で押し黙るのは了承にとられるから、結構セリフが追加される。
いきなりフランス語を喋る。
「En garde(フランス語で試合開始の意味)」え?なんでここでフランス語使ったの?え?(動揺)
そしてここでもbで単語揃えてくる。
ここに出てきたSlappyfaceはなんだろな。ん~文学作品の悪役のような意味かなぁ。固有名詞?
ディーア・カムイ親子支援会話
そういえばフレバー珈琲がどうこうって、国内版にもマイキャッスル会話であった。カム子はチョコレートフレバーのコーヒが好きだって!
お母さんがお風呂に間違って入ってきても「オレは気にしないけど」って言っちゃう。ジョカムのディーアと結婚したい(矛盾)
ディーア・ジョーカー親子支援会話
「おい、ディーア」もHello。
あと、ここでディーアが淹れてるのはespresso。
「Damn!」言い出すお父さん大人げない。対カムイとは違ったボキャブラリーでディーアに接する。
マイルーム:ディーア
ディーア君呼び出し2回目。親子って言わなかったらレディコミの修羅場みたいな展開になりそうな一幕(そうかな?)
Maybe next time I’ll bring a little tea. Have you tried my signature blend?
父さんに負けたくない的なセリフが来て欲しい。飲み物のことしか言わない。
親子だったら子世代は特殊セリフあったらいいのにな、って国内版の時から思ってた。
日本語と違って人称変化がないから英文のほうがそういうの楽だし。
カンナ外伝: Dragon Blood
カンナ外伝はそんなに追加部分なかった。カンナ(kana)の声が女性の声優。
ショタっ子は女性声優がいいと思う。
国内では肉の部位だったけど、北米版だと何で揃ってるのかな?
アンナマップのお肉の名前がどうこうのセリフも変わる。
竜化して叫んで「さっきのはお母さん大好きって言ったんだよ」みたいなのが最後に追加。うまく竜石扱えるよアピール。
国内版に感じた「無意味にベタベタしてくる人懐っこさ」の違和感はあまりない。
良かった……、なんであんなに国内版のセリフ不自然なの?
不必要に強調される無意味さかな。国内版のカンナくん、ゾワッとする。
カムイ・カンナ親子支援会話
名前+beanで愛称。私の可愛いカンナくん。
yellow daisies 黄色いお花はヒナギク。
ここ多分ちゃんと各個人の花が固有名詞で決まってくる(何色の花とか、大きいやつとかじゃなくて具体的な花の種類が分かりそう)
ラバスト見るとデフォカムイが銀髪ではなくアッシュブロンドなので、黄色いヒナギクのイメージなんじゃなかろうか。そこんところどうなのカンナくん?
ちゃんと部屋にいるパパのことも呼びかけるかわいい。
国内版ってお母さんだけだったよね? カンナに闇を感じて、どのセーブデータでも迎えに行ってないんだった。
フォレオ外伝: Abducted
章タイトルの「Abducted」は誘拐するとか拉致とか。
公式で美しいっていわれる。フォレオは公式で美少女認定。
秘境は「deeprealm」っていう造語。deep-奥深い、realm-界。う……う~ん?
流石に隠し子という表現はダメだったのか、「お兄ちゃん二人目いたの?」になってた。
戦争中に二人目作るダメキャラを気軽に量産しないで。そんなキャラにしないで。
日本だと女形や男の娘みたいに芸能・萌えの属性としてある。海外だと女装に対して寛容なのかどうなんだろう?
そうなると、レオンの厳しい対応が理解出るし、それを認めて受け入れるっていう会話も納得。
マップクリア後、補足的な会話がエリーゼを交えて増えてて安心(国内版のレオンのフォレオへの態度にちょっと引っかかってた)
男の娘とかああいう性別トリックを「trap」って言うらしい。
フォレオのスペルは「Forrest」フォレオって言うよりは、レオンに呼ばれた発音はフォレストに近かったかな。
声はまごうことなき男子でした。ちなみにお母さんニュクスさん。技に不安が残る。
ゾフィー外伝 : Bold Approach
ゾフィー外伝。北米版だとソフィーになってた。
あと、少女漫画のモノローグみたいに心の声が多くなってた。アメリカドラマに出てくる典型的なパパっ子の女の子。
「Bold Approach」は騎士としての勇敢さの手引。
ゾフィー・エルフィ親子支援会話
daddyなのにmammyじゃない。
ゾフィーの言うdaddyは先輩とか手本にする人に対する敬称みたいだね。