4章からエンディングまでのプレイ記録と、クリアした感想です。
リメイクされたエコーズのアルムくんは、こんなやつらをひねりつぶさない。
ファイアーエムブレムEchoesプレイ日記
4章後半から5章まで一気に行った。5章はほぼラストダンジョンのようなものなので、セーブが出来なくてドキドキした。

前回の↑
4章 セリカルート 迷いの森 ~賢者の隠れ里

乙女ゲースチル(人物強調背景なし)
ifのマイルームナデナデ画像。撫でれそう。
セリカ側はいつも背景のない一枚絵。アルム側は全部美麗背景ありなのにね。
プレイヤーの9割の人がお兄さんなんだろ?って思ったら、本当にお兄さんでした。仮面外すと喋りが変わるタイプで、仮面をカッコイイって思ってる。
ここのメイの「え?」って反応と、ボーイの「おい、この人も王子様なんだぞ!」っていうツッコミ夫婦漫才面白かった。
さっそうと現れて導いてくれるのかと思えば、「実は道わからないんだよね」っていってくるただの萌えキャラお兄さん。ここのセリカの「え?ええ…」って反応が好き。リマ4世のダメさをちゃんと引き継いでる。完全にダメンズの遺伝。

アルムはセリカの幻覚と幻聴に囚われすぎ
賢者様に話せるようにしてもらって、「ソフィア城で無配慮な発言ごめんね」って謝るアルム。
最初の幼少OPムービーで「ごめんなさいってしたら許してね」っていう伏線ここで回収。
ドーマの塔は全員疲労困憊で、ウロウロできずレディソードを回収するのを忘れた。セリカ側は4章の状態で最終戦に突入するの忘れてて、みんなクラスチェンジできず仕舞い。
ノーマルカジュアルだしなと高を括って、上級職レベル10ぐらいで突っ込んでしまった。育てなければならないエストですら、Pナイトレベル12ぐらい。
子安声になったからなのか、4章はセーバーがよく喋ったね。セリカ軍のお母さん。

セリカ側スチルに背景をください
セリカ側は背景省略の絵が多いなぁ。構図も棒立ちキャラ絵だけだし。
竜が最終的に狂うというのは、今後もずっとFEの主軸設定にしそう。そんなことをチェイニーもいってた。
4章 アルムルート後半(要塞 ~リゲル城)

背景と構図とライティングの演出
アルム側のちゃんと背景がある一枚絵と構図。
実はアルムはリゲル王家の王子でした~~~。知ってた!
セリカはそのことも知ってて、このまま行くとお父さんを倒すことになるって危惧してソフィア城のあれだったことが、ここでやっと分かる。
あそこのセリカ、あのときのままだったら、ただのヒステリックなヒロインにみえちゃう。

ルドルフ二世陛下であり「アルム様」ではない
リメイクで追加された要素で「リゲルの人がアルムを歓迎してない」様子が分かる。
オリジナル版はなかった気がする。このモブ兵士の反応すごく良い演出。
いきなり登場した直系王子のアルムより、傍系王子だけど昔から居たベルクトのほうが有利。為政者に地元の支持重要だよ。
アルム本人も自覚はしてる。その機微を感じ取れる感受性がアルムにある。あるんだ?(意外)
5章「再会、そして…」
中に入ったらもうクリアまで引き返せない。食料いっぱい落ちる。もう持ち物がいっぱいで拾えない。
拾っては食べるを繰り返し、食べ物の好みを把握する。固いパンでもそこそこ喜んでくれるパイソンは庶民的でいい。小麦粉が好きなシルクちゃんに、高級食材食べさせてあげたい。

背景の炎が不穏
このベルクトのやり取りは声優の演技がすごいので、自動送りオンで聴こう。
全部負け戦でしたね。回復効果の有る指輪、ドロップしてくれていつもありがと!
「魔女になる」という過程をリネアで見せる。自ら進んでではなく、だいたいが利用されて魔女になってる。最終戦で出てくるソニアのお姉さん2人もきっとそう。
一歩間違えればアルムとセリカの二人が、ベルクトとリネアになってたかもしれない。
リネアは祈りの指輪持ってるのに、幸運0で発動しない。
こういう戦略上の設定とシナリオの設定が演出としてちゃんとしてる。リネアの祈りが届かなってことかー、せつないなー。ベルクトとリネアにも支援があること、そこも良かった(ステわかりづらいけど)
今作一番のBLスチル(1枚絵のクオリティに多少差があるの否めない)
フェルナンはキャラ的に死ぬだろうなって思ってたので、その死が意味があるものであればいいなー、美形キャラ○しとけばいい話で感動するから的に雑な死に方は嫌だなー、出したはいいけど風呂敷たためないからナレ死にさせとこう、みたいないつの間にか事切れてるのもやだなーと思ってたら、ちゃんと見せ場的な死に方だった。
クレーベも「フェルナンンンン!!!!ッツッツ!どうしてだ!!!フェルナーーーーーーンンンン!!」って、名前叫ぶだけのセンスがない自問自答セリフで3ウインドウ消費されるのじゃなくてよかった。
ルキナ-カムイに続く「死んだシーンでの泣き叫び芸」をもう止めたのか? 止めてよかったよ。あれ笑っちゃうから。
今回はフルボイスなんで、声優が演技を必要とするテキストで飾ってあげて。
彼らは軍属の騎士なんだから、戦場で人が死んで今更「どうして?」なんて自問するセリフは言わないんだよな。
なんとなく参加した村人たちは言うだろうけど、貴族出身の騎士は戦争してる自覚あるからね。
シーンとしては書かれてないけどちゃんとシルクに弔われただろうし、遺髪ぐらい故郷に持っていってくれただろう(旧知のクレーベならそれくらいする)
書かれてないところも想像できるキャラ造詣って、ちゃんとしてていいね。

「私の皇帝」
ベルクトとリネアは救いがあった。
ここでの「私を皇妃にしてくださるのでしょう?」のセリフは、魔女になる直前の「皇妃にならなくともベルクト様のおそばにいられればそれでいい」の対立命題になってる。
最期に皇帝にして迎えに来るの良い。ホントに今回のシナリオはちゃんとしてんな!
ベルクトも、政治は不向きだけど戦では有能みたいな描写あれば演出が効いたかも。それなのにアルムには負けるという屈辱的なパターン。
力だけ追い求める感がもっと強かったし、市民には不評だけど帝国兵には支持されてるみたいなね……。追加キャラだから控えめになったのもわかる。
市民には「カッコイイから若い女性から人気」ってのは話されてたけど、もっとなんかあると噛ませ犬感は減った。最初の1戦ぐらいベルクトに勝たせるとか。上げて落とす。
リゲル王家の者のみが入れる宝物庫。アルムが育ってないと詰みそう。
セリカとの一騎打ちはイベント戦闘かと思ったら、ムービー演出。2ターンぐらいの戦闘後ムービーに入っても良かった気がする。
殺気立ってるセリカおっかない。エコーズでアルムが左利きになってるのは、このムービの見栄えを良くするためだったりするのかな?
剣の構えなんかも対になってて◎
なぜファルシオンに刺されたセリカがもとに戻ったのか?
シナリオが良くなかったら突っ込んでた。他が良かったので粗探しはしないで済む。ファルシオンでトドメさして復活はルフレもそうだしね。
前半の幾つかの不穏なムービーは夢みたいな演出だったけど、セリカはミラの歯車で、「これから起こる未来を知ってた」ってこと?「知ってたのに!」なセリフってそういう意味?
公式に「時を操る不思議な宝具」って書いてあった。システム的な意味もあるけどストーリー的な意味もちゃんとる。1章でシルクがアルムに、起こりうる未来をみせてたね。
開始5分の不穏なムービーはなくても良かったなぁって思ったけど、惹きつけるフックとしては必要だったのかな? 不穏なムービーで期待もたせるのは、覚醒・if・Echoesで3回やったので、もういいかな……。
花江ボイスの「こんなやつらひねりつぶしてやる(ひらがな)」を期待していたら、そんなセリフは言わない。ひねりつぶすなんてそこら辺の盗賊が使い言葉を、時期皇帝はつかわない。
貴賤による語彙の違い、今回ちゃんとしてる。ひねりつぶすはどっかの海賊の親玉が使ってた。
つまり、「ひねりつぶしてやる」だけが露悪的に強調されたネットのネタを、悪ノリで逆輸入するスタッフではなくなった、ということ。よかったね。
switch次回作もこっちのスタッフ陣でぜひお願いしたいです(っていうのを公式に伝えるにはどうしたら……)
ジュダには4・8・12…ターン目だけ攻撃が通るという仕様が「4・8・12…人目の攻撃だけ通る」に変わってる。
何そのオリジナル版をやってる人を引っ掛ける罠。引っかかった(イリュージョンで出したモブの攻撃が通って気づいた)
セリカの隣に立ったアルムが、ファルシオンでラスボスをトドメ。ここはオリジナルと同じように、盾もちゃんと投げるよ。
やっぱり、とどめは主人公の然るべき武器で終わりにしたい。むしろFEは主人公じゃないと、とどめさせないぐらいにしてほしい。それだと詰むって。
FEは誰が主人公なのかを明確にして。アルムかセリカかってなったときに、華を持つのはアルムであってほしい。
エンディング後日談

結婚後も推し活
エンディング後も、アルムのことを好きなままで良かった。
魔道士にしたエフィがMVP。耐久性の有る魔道士エフィ、エンジェル・アロー要員としておすすめ。力と守備ばっかり上がる。
シスターのほうがアゲインとレスキューという専用魔法が有るので、公式が想定してるクラスなのか。
魔道士でもフリーズが専用魔法であったけど、あまり使い所がなかった。火力があるので、フリーズさせるよりファイアしたほうがトドメさせる。
2番目はセリカ。3番目はボウナイトグレイ。間接攻撃勢有利なゲーム。
ノーマ様を仲間にせずクリアしてしまったので、6章で迎えに行きたい。

クリアするとタイトル画面が変わる
クリアするとタイトル画面が、幼少のアルムとセリカじゃなくて、大人の2人が花畑連れ添うやつに変化した。最高!
そういうところの演出よかった。今作の演出とテキスト文章の向上は、強く訴えていきたい。
記憶の欠片
敵側やサブキャラの思い出話など、支援会話より色んな話とやりようがあるので、これ今後も入れてほしい。特に敵側の描写ほしい。
記憶の欠片を集めるDLCが出たらきっと需要ある。
異国の漂流者
ティータとジークの話。当時の同人誌でもきっといっぱいあっただろうなーっていう話でした。ジークの名前はこの調子でティータが直感で決めてそう。
追憶は踊る

踊るぞ!
なんでいきなりベルクトとリネアが踊ってたのかが分かる話。あの唐突なムービーの謎が解ける。ベルクト様ベタ惚れ。
黎明の誓い
年齢は「クレーベ>フェルナン>>>ちょっと離れてクレア」ぐらいかな。
遠き約束
ルドルフのベルクトに対するフォローもここで見れる。
ベルクトには武人じゃなくて、もっと違う役割を上げたら良かったね。言葉が足りないんだよ。
ルドルフとマイセンのもっと若い頃の交流知りたい。ルドルフの悪政を強いて倒されることで、政権交代をすんなりさせようとするところ、ベタベタで好き。すべてルドルフの思惑通り。
離宮の想い出

コンラート幼少立ち絵
今作最大のあざといキャラ。頑張ってキャラ作ってるところもポイント高い。エンディングでは仮面外す絵だった。
支援会話

まさかのマイナス支援効果
まさかのアルムから受けるエフィの支援効果に回避-15。
マイナスって!? マイナスの補正が係る支援は初めてじゃない?
「命中+20/必殺+15」の大幅支援だなーからの回避-15(魔道士なので回避はあまり注目してなくて、終盤で気づいた)
支援会話 ジーク・ティータ

消えますよね?
拠点会話でも「記憶が戻ってほしくない」って言ってる。カミュの好みはニーナ様よりこっちの子かな~という気はする。
ジークって名前はどっからきたのか、ルドルフとジークのあたりをDLCで魅せてほしい。
支援会話 カムイ・レオ
カムレオ(エコーズ)すごく楽しい支援。
バルボさん大好きレオに「俺もなかなかだろ?」って自分をアピールしつつ、ふられても特に何も思わないぐらいの関係性。
カムイの「はいはい、すごいすごい」ってレオ専用セリフだったりするかな?
支援会話 クレーベ・マチルダ

画像は支援会話じゃなくて拠点会話
容姿や性格ではなく、戦場でのお互いの勇ましさの褒め合いなんで恋愛脳感ない。騎士設定の二人なのでこういうとこ、重要。重要(2回言う)
支援会話 セリカ・コンラート

このセリフ……
エピローグ見るからに、アンテーゼのことをガチで好きだったのかなぁ…。
コンラートをちょっと頼りなそうに描くことで、ソフィア王家の兄が居たけど政治に向かない感を出したかったのかな。追加キャラの扱い難しいよね。
FEエコーズクリア感想
エコーズのクリア時間は23時間。ノーマル/カジュアル。アルムとセリカ以外レベルマックスになってない。
3章までの感想とかぶる所ある、メモがてら記録にとどめておきます。
たまにレベルアップ吟味に歯車使うぐらい。…たまにとか言ってすみません、結構使いました。DLCは星の神殿だけ何度か行き来しただけ。
ノーマルカジュアルという手ぬるいモードでいったにも関わらず、ヌイババんところと恐山は辛かった。主に魔女からクレーベを守るのが難しい。もう出撃させない!
もっと大幅に作り変えたかったんだな―という感じを受ける。(マイユニとか結婚システムとか)
外伝のリメイクとしてはこれでよかったなー。3DSFEで立ちいかなかった部分を改善してくれた。主に演出と文章部分。
テキストが本当にきちんとした日本語になってって、商業作品ってこうだよね!って感動してた。日本語はある程度の基準必要だよ。
キャラ改変されたキャラもいるけど、属性だけ露悪的に強調した無配慮なキャラにされてはなかった(昔から外伝に思い入れがある人にはどう映るかは、この際ちょっとおいておく)
マイユニが必要な事情ってのは。「海外で売るために中心人物を男女揃える」って言う点なら、外伝に入れなくてもいいもんね。主人公が男性だけってシナリオがもう海外で発売できない時代。
別にシナリオと世界観を捨てないなら、マイユニ制度ぶち込んだっていいです。
改善という言葉を使ったけど、リメイクだから元の水準にもどしてくれたというだけ。
シナリオ/演出/キャラ設定
細かいところが丁寧にちゃんと作ってあった。
寒いリゲル勢が寒さ対策してるもこもこ衣装になってるとか、そういうところもちゃんとしてた。寒い国の住人が露出の高い寒そうな格好、という適当世界観設定ではなかった。
途中からキャラの性格と仕様が変わったんだな―みたいなのもなかったな。1章のアルムと5章のアルムは、戦いを通して成長した同じキャラだって認識できる。キャラの主張ブレがない。
章ごとに発言や性格が変わらない。キャラの一貫性ってあたり前のこと。
章ごとにキャラの性格コロコロコロコロ変わって、本編と支援会話との言動の矛盾と「…行き当たりばったりのリレー漫画」ってキャラが多かったから…(仕様が詰められてなくて、本編と支援会話で言動が違うことがなかったってこと)
ハードル低すぎて、底辺な感動してしまった。感動の閾値低め。
キャラの行動の理由がそれなりに納得行くし、最初から最後までキャラが都合の良い行動を取らない。
追加キャラなんかは特に顕著で、ベルクトは甥としてルドルフに認められたかったし、フェルナンは貴族としての矜持だけで行動してた。
強いて言えばセリカの4章あたりの行動にもう少しだけ説得力があれば、もっと良かった。
やらかし系ヒロインは、トラブルに突っ込んでいかないと話進まないから、よく一人で首突っ込んでしまうのしょうがない。やらかす前に仲間に相談して。そこにいる仲間を信頼してくれ。
描きたいシーンをただつなぎ合わせただけじゃなくて、「なんでこうなったのか→結果はこうです→なので次はここに行ってこれやります」の因果関係の連鎖がすんなりいっていた。凄かった。
都合良くコトが進むところで「仕組まれてる気がする」的なこと言うアルムとかね。ちょっとメタかったけども。
エコーズで追加した要素の伏線も全部回収した。オリジナル版のちょっと情報足らずな所(恐山にいく理由、いきなりアルムがリーダーになるとこ)も、きちんと不自然がないように直ってる。
- ご都合主義を防止するために「伏線」というシナリオの手段がある。
- 伏線には因果関係が必要。
- 因果関係には原因があって結果がある。
- それが時系列順に起こる。
というシナリオの基本がエコーズはきちんとしてた。いや、商業で流通させる作品ならそんなこと当然なんだけど。当たり前のことをさらっとこなすのって、書ける人がやらないと難しい。
結果だけ見えて原因がわからない=伏線(今回であれば冒頭の不穏なムービーとセリカの夢)あたりのことです。追加DLCやらなくても未回収の伏線はないよ。
ゲーム要素とシナリオ展開があってたのも良かった。魔女の設定やふた手に分かれて水門を開けるところ好き(セリカが先。次にアルムじゃないと水門開かない設定)
なにはなくとも、エコーズは文章センスの向上を第一に挙げたいし、何度も主張していきたい。
活字の作品の文章表記に優劣はないけど、商業作品のレベルに達しない文章を書くライターを今回は採用しなかったんだな。ちゃんとプロデューサーが品質管理してくれてよかった。
多少「うわああああああああああああっ!!!!!(”あ”は10個)」な文章のところもあったけれども、身内が死んだ1回だけだったし、フルボイスのお陰で、そういう感嘆と慟哭の文章が気にならない。ところで、どうして”あ”は10個なの?FEはそういう文章表記ルールなの? ウインドウの関係で最大10個使えるの?
「貴族が貴族らしい語彙で喋り、貴族らしい行動をする」という、当然のことなんだけどそこに感動していた。
「村人も村人であることをわきまえた行動と発言」にも感心した。
そういえば、今作はだれかを著しくのバカにして、他のキャラを「私なんかに比べて流石です、〇〇さんはやっぱりすごいです!すごい!」って相対的によく見せる酷い描かれ方もなかった。全員適度にコンプレックスがあって、その違いを認めあっててよかった(アルムと村人たちの関係性がそんな感じだった)
追加キャラは各軍に足りない兵種(アルム側ならシスター候補のエフィ、セリカ側なら騎馬のコンラート)を足すため。ゲーム戦略上、必要な追加キャラだってわかった。
みんな元々居るキャラを引き立てるために出てきたっぽくて、出しゃばらない(リメイクで結構重要なこと)コンラートはもうちょっとでしゃばっても良かった。
キャラ属性付けは…ルカのどこらへんが皮肉屋だったのかや、クレアは高飛車ではなかったなぁというところはあった。それだけを露悪的に取り出してネタにして、全員と延々と繰り返すテンプレ支援会話じゃないからかな。
CV櫻井で皮肉屋キャラにしたほうが、キャッチーで受けるって思ったのかな。そういった広報と内容が足並み取れてないの、今後は直して気をつけてこう。FEHでのエコーズの二つ名おかしいよね。空気読めないとかから回る元気とか
オネエになったレオやボクっ子デューテは、ローカライズでどういうセリフになるのか気になる。海外で八重歯キャラって、あまり受けないんじゃなかったでしたっけ?
発売前はこの二人の改変に色々言われてた気がするけど、プレイするとそんなこと気にならない。
今回のシナリオ部署で、新作も作ってくれてたらいいのにな。他の旧作リメイクとか。
今回のシナリオ部署が、今後もシリーズのお仕事をメインでしてくれたらいいのにな……。派生作品やソシャゲのも……。きちんと書けるライターが会社に在籍してるのに、なんで変な人を使い続けるのか疑問。
食事システム
疲労回復の際に使う食べ物に好みがある。意外に魚嫌いなんだねとか、甘いの好きなんだね。貴族なのに庶民っぽいの好きなんだな―とか、食べ物はキャラ性の強化に一役買ってた。
小麦粉や生肉という加工前の食材があるってことは……もともとは料理ができる方向で開発してたのかもしれない。ちょっと複雑になるからはぶいたのかな。
小麦粉+生肉+チーズでベーコンピザと、オレンジ+飲水でオレンジジュースはきっと料理としてあったはず。小麦粉のまま食べないで。
食事システムが有る場合、食べ物を粗末にしないの重要。嫌いな食べ物でもちゃんと食べるの重要。文句言いながらもちゃんと食べてるのが分かるので本当に良かった
戦争中なんだから食べ物粗末にしない、本当に重要。そもそも、この戦争の発端が「リゲルの食糧不足をソフィアが断ったから」なんだから、食べ物は大事にする、当然。
戦争やってる感が食事システムでさらに強調されるのいい。それも小麦粉のまま食べるのはどうかなぁ
メシマズキャラのキャラ付け強化のために、入れただけの食事システムは本当に見ててつらい。(食べ物を粗末にする適当な会話と、メシマズ属性キャラ付けの子がいなくてよかった)
支援
男女カップリングがガチ固定なのは安心。自由度より安心感。それっぽいフラグは立つけど成立しないのが○。
皆が順調に思いを遂げてカップリング成立していくなか、潔く振られにいくエフィ、とても良かった。
支援が組めるからと言ってそこがカップリングになるわけじゃない。男女の支援関係=恋愛関係しかない、としなかかった所は非常に評価したい。
友情が成り立つ男女関係の掲示ができるFEに、もどってくれて良かった。エフィのように、「成立しないけどその相手のキャラへの恋心は否定しない」だけで十分。
支援会話の進行とシナリオの進み具合が同期してるのも良かった。
そう、ジェニーとセイバーには支援はなかった。なかった…。支援がなかったといって、可能性を否定するわけでもない。夢と想像力をこっちに委ねてくれてありがとう。そう言うのは二次創作に任せて。カップリングに関しては、元の関係を完全否定しないだけでありがたい。
音楽・エンディングボーカル曲
セリカマップの曲がいちばん好き。スマブラでもアレンジされてたのもあり一番耳が覚えてる。
あと、最後のところの曲ね。早く、サントラだそう。ドラマCDと4枚セットでもいいんですよ?
タイトル画面で「上・下・左・右・上」でピコピコ音になる。裏技事典に載ってるあれだよ。
エンディングの歌は「アルカディアの継ぎびと」でボーカルはJanis Crunchさん。iTunesとかで配信されたら購入したい。サントラが出るときに入るかな?
↑村を焼くアルムくんが聴けるCD。だが村を焼くアルムに気を取られてると、もっと重要なことに気づかない罠。
→EchoesドラマCDの感想(腐の視点が入ったのでフォロワーのみ)
一枚絵とアニメーション
1枚絵のクオリティが、担当した人によってわりとばらつきがあった。
野郎2人の絵(クレーベとフェルナン)のときの気合の入れっぷりと、背景のないキャラだけの乙女ゲー主人公視点スチル(コンラート)との差は何だったんだろう……。
セリカ側が人物強調スチルだったのと対象的に、アルム側は背景バリバリの斜め撮りの構図なのは意図的にやってんのかな。アルム側は解放軍戦記物、セリカ側はミラ様巡礼行記だから?
ニンテンドー3DSソフト「ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王」のカットシーン制作をスタジオカラーデジタル部が担当いたしました。 https://t.co/cuml8X5eVY
作品公式サイト:https://t.co/sI3KvcGOtT
— 株式会社カラー (@khara_inc) 2017年5月9日
ダンスパート取材協力の項目があった。
きっとこれアニメーションムービー来る!って思った魅せ場なところで、結構長めなのが入るので良かった。
ムービー回想はクリア後エクストラで見れる。一枚絵もギャラリーで見れるようにして。
ニンドリのエコーズ開発インタビュー【追記】
2017年7月号のニンドリインタの感想。
経緯と設定秘話
ニンドリのインタビューアーは、「そこ聞いちゃう?!」ってところをインタビューしていくので、質問力高くて信頼してる。
そこ?!いいの?!って思ったの3つ。
- 「古参と新規ユーザーの好みが別れてしまった部分があるのは事実ですよね」
- 「キャラ同士の結婚システムを今回は採用しなかったんですね」
- 「じゃぁなんでエフィをあんなキャラにしたんですか」
もう、何だ、ネットなんかでいわれてるあれこれを、マイルドな言葉で開発にぶつけてるところもあって、ハラハラする質問を遠慮なく開発にぶっこんでいくニンドリ編集部好き。
おそらく、あえて聞いてって向こうから仕込んでるのかもしれないけど、ガンガン聞いてくスタイル。
「ルカがなんでFEHで皮肉屋になってんのか聞いてくれよ」って思ってたらほんとに聞いてて……。
ニンドリのインタビューアーすごいな。エフィがエコーズでは実際になれない弓で参戦した理由に納得。あ、そういうこと、そういうことならしょうがない。
- フェニックスモードがなくなった意図
- 貴族が貴族らしくある縦社会
- アルムが左利きになった理由
- サブタイトルやエコーズになった経緯
なんでこうなってんだろうなぁって、思ってたことはだいたいこのインタビューで解決する。これは資料集に収録されるかな? 雑誌のインタビューって後からやった人が見れなくなっちゃう情報がいっぱいあると心配しちゃう。
貴族だけど貴族っぽくないキャラ付けは、今のユーザーに共感してもらえるようにあえてやってる(「最近のコンテンツ作品」の話で)
できれば今後もFEは、貴族は貴族らしい振る舞いをするようにしていって。戦記物を気取るならば。上下関係が発生する題材ならば。
フェルナンは大河ドラマの非情さを担うキャラらしい。じゃぁなんではちみつだったの?! そこ聞いてそこ! はちみつは高級携帯食。
バレンシア…オレンジ…。回復床の周辺にあるのは、備蓄みかん。ビタミン、重要だよね。
「結婚システムは当たり前になるとつまらないから今回は入なかった」………スタッフ内でちゃんと2つの意見があるんだなって安心。シナリオ崩壊させてまで結婚入れたい人と、そうじゃない人もいる。
インタビューからにじみ出る「やり残したこと」は行間を読まねばならない。わかるわかる、あぶり出ししたら文字浮き出てきそうなくらい、紙面からにじみ出てる。
Echoesを気に入った人は、今回のインタビュー興味深いので見てね。
良い意見も批判もちゃんとわかっているのと、批判を受け入れられる器量がまだ開発に有ることが分かってよかった。
ネットって何を見てるの? ツイッター? アマゾンレビュー? でも、みんな本音はあまり表に書かないから、見誤らないようにマーケティングして。お金を出した人の意見を拾って。
ダンジョンほうろうき
「超レア武器って何?生焼けなの?」
森の祠で流星を手に入れる攻略記事。攻略する気はない。
ドロップ率0.016%。でも、低確率だけど出るんだね。祠のなんか得体のしれないものがぶら下がってるの、怖いからね。
GBAのときにあった「烈火の剣の歩き方」的な本出してみてほしい。攻略しないでライターにやりこみプレイ日記みたいな本欲しい。攻略する気がない攻略本、読み物として好き。
左さんのインタビュー
使用ツールはクリップスタジオ。
初期デザインのアルム、リゲルっぽくもこもこしてるの有るね。もっとラフ画とか見たかった! 絵が揃ってるのでEchoesの資料集は早めに出そう。
所感
6章はまだやってないので、DLC配信といっしょにぼちぼちやりたい。販売本数よりDLCでの売上が目標クリアなら、リメイクはこの路線での開発してくれる気がする。
最・最上級がDLCはちょっとどうかな? 水着・温泉DLCと最最上級どっちが入れて欲しかったかといえば……どうかなぁ。セリカ側の会話が増えるDLCは欲しかったね。
ちょうど折衷案の真ん中だと誰も何も望んでないものが出来上がる気がする。どうにか開発がうまくマーケティングをして頑張ってほしい。希望を言えば、FEは今後もCEROレーティングBでお願いしたい。
Cになるにしても、シナリオの重さでCにしてほしい(売るためのエロ釣り要素でCなんじゃなくて)シナリオの重さでCになった付随で、性的な要素もCになるなら構わないけど。
公式がエロとグロと暴力で売ってく考えを良しとしないスタッフもいたんだ。わかってよかった。
前衛的で気概に欠ける新作(覚醒if路線)と、伝統主義的な手堅いリメイクを交互に出してこ。
FEヒーローズの余った予算があって、気が向いたときでいいよ。思い出したときにたまにでいいです。儲かってるらしいFEHの課金の余剰分で……。
といっても、離れた人はもう戻っては来ないので、ちょっと行動が遅かった。会社の信用のためにもっと早く。

【FEエコーズプレイ日記一覧】