【刀剣乱舞】11/7昼夜 刀ミュ「つはものどもがゆめのあと」のネタバレ感想

センターブロックの最前列を勝ち取ったので、人よりちょっとだけ細かいところに目が行くレポ感想を書ける気がする!(気がするだけです)最前列すごい、役者の歯並びが確認できる。

圧倒的4DX+4800解像度に私の視力と桿体細胞が限界だった。昼を私が当て、夜をヒロさんが当てたので、じっくり2回観れた。運を使い切ってしまった。

オランジュ・ルージュさんからのお花はキャラのペンラの色で作ってあるんですね。前回のみほとせの物吉+からちゃんは赤とピンクのお花だった

歴史の中ではなく、文化の中に存在するの刀たちの話。三日月以外は、物語や能の文化として語り継がれた刀。

ストーリー、演出のネタバレのレポ感想になります。配信待ちの方は閲覧を気をつけてください。

※表記は全て今回は西暦で統一。題名・作品名は『』(二重かぎ括弧)でくくりました。
※セリフや展開に記憶違いもあるので、いろいろ適当です。
※地理と歴史の知識がさほどない人が書いています。歴史に関する語彙がなくて、雅な平安時代のことさっぱり。関所の見張りの兵士Aを番卒っていうんですね!(教えて頂きました)
※本物の歴史があるわけじゃなく、平行世界があるわけでもなく、存在するか否かは”書物の違い”だと思ってつらつら書いていきます。三日月の「一つ物語を話そう」って言うセリフがあったので、今回は史実ではなく架空の伝承書物の話で進むんだなって思っただけです。
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ミュージカル「刀剣乱舞」〜つはものどもがゆめのあと〜

キャストや詳細は公式サイトや商業メディア情報サイトをみて。

刀ミュ公式
刀ミュ新作「今まで踏み込まなかった深い世界にいく衝撃作」 – ステージナタリー

刀ミュ1幕  ストーリー・概要

第1部の上演時間:約2時間15分。だいたいいつも一緒。

冒頭は小狐丸が能の演目『小鍛冶』を舞うシーンからスタート。刀を打つ、銘を打つ博打を打つときて、「打つのは芝居」というセリフが来る。異字同訓の動詞を使ったレトリックは、落語なんかにはよく出てくる(測る/謀るや惹く/引く)

「打つのは芝居」という伏線は、なりきり探偵兄者のシーンへの伏線。

新たに髭切と膝丸が顕現。出陣は三日月・小狐丸・岩融・今剣・髭切・膝丸。向かう時代は平安末期~鎌倉初期。源平合戦後半と義経の奥州平泉のあたり。

岩融と今剣の記憶は『義経記』、髭切と膝丸の記憶は『平家物語』と異なるので、同じ時代に同じ主の場所にいたはずなのに、お互いに存在を知らない。刀たちの自分が存在するものであったか否かの葛藤の話。

三日月は髭切がいない『吾妻鏡』、膝丸がいない『平治物語』の話も知ってる状態なのかな?あの当時のいくつかある軍記物語で登場する刀が違う=各キャラの記憶に違いがあるという考察をした。史実としての歴史ではなく、物語としての書物(後世に伝わる)に登場するかどうか。

そういう意味で小狐丸の記憶は『小鍛冶』のみに存在する。冒頭が小鍛冶だったのには、そういった演出が入ってるのかもしれない。ただ小狐丸が出てるからファンサービスで『小鍛冶』やっとこうではないと思う。シナリオ上、意味がちゃんとある。慰労で劇をやるぐらいに文化資本が高い本丸だってわかるし。

岩融(+主である弁慶)は劇文学として演じることでしか、主と自分の存在を知ってもらう術がない。それをわかってるから、今剣と千本桜や勧進帳を練習してる。弁慶が延年舞の芸能僧だったことを、ここにリンクさせる刀ミュすげーわ。

阿津賀志山と別パターンの歴史。歴史を守る=”自分たちが知ってる歴史”を守るなのか?というところに切り込んでくミュ。真実の歴史は一つかもしれないけど多面体だよ。後世に語られない歴史だってあるよね。

サウンドオンリーの審神者は、落ち着いた大人の上司感があっていい。

今回の話、時間遡行軍の霊圧は消えてる。添え物の時間遡行軍。この時代の語彙は「あやかし」なんだね。戦国時代は得体のしれないものは「モノノ怪」って言われてた気がする。

史実的なこと

源平合戦を、琵琶法師に扮した今剣with刀剣男士の平曲で観せてくる。ミュージカルならではの演出。

  • 1180年5月 以仁王(後白河法皇の第三皇子)の挙兵
  • 1183年5月 倶利伽羅峠の戦い
  • 1184年2月 一の谷の戦い やらなかったけど断崖を馬で駆け下り奇襲
  • 1185年2月 屋島の戦い 那須与一の扇の的
  • 1185年3月 壇ノ浦の戦い 平家滅亡

スクリーンにも出てたけど、平氏の旗は赤、源氏の旗は白の布(運動会の紅白の元ネタは源平のそれ)

平安時代の伊豆は流刑地。伊豆の蛭。流刑地に飛ばされても政治犯なので悠々自適。

平家刀も来てから源平合戦のところやるのかなって思ってたら、源氏側だけでやる。平家刀も早く実装されてミュに出よう。

『吾妻鏡』『義経記』『源平盛衰記』『平家物語』『玉葉』あたりを知ってる人が観たら、もしかしたらもっと演出に気づけたかもしれない。私は。マンガでわかる『吾妻鏡』しか知らない(竹宮恵子のやつ)

観劇前に「予習してたほうがいいよ」ってTwitterで見かけましたが、予備知識なくてもストーリーの理解にさして差はない。演出の理解には差がある。知っていれば「こういうことね」って気づくかもしれない。(藤原泰衡と三日月の蓮の件や「この黄金の都は後世に残る」が中尊寺金色堂のことを指してるとかそこら辺)

前提知識を必要とするエンターテイメント作品ってなんか違う。それって何も知らずに初日で観た人と、これ知っといたほうがいいって事前情報を入れた人で理解が変わちゃうことになるし。観劇は何も予習無しで観るのを薦めたい。

阿津賀志山を観てなくとも話は分かるし、気になって後から阿津賀志山を観てもいい。観てない人がわからないようには創ってない。この話だけできちんと完結するので大丈夫です。

気になったら観終わった後に、Wikipediaや資料を調べに行くので十分ですよ。予習ではなく観た後に復習で十分。トライアルしか観てないので本公演のもう一回観ます。

ミュージカル『刀剣乱舞』 〜阿津賀志山異聞〜 大千秋楽公演(配信のやつ)

ミュージカル『刀剣乱舞』 プレミアム会員限定LIVE@赤坂ACTシアター feat.三日月宗近

奥の細道

サブタイトルにもなってる「つはものどもがゆめのあと」

夏草や兵どもが夢の跡
卯の花に兼房みゆる白毛かな
(平泉の章段)

源平の戦いはどれも夏の戦はなかったけど、BGMで蝉の鳴き声が所々シーンに入っていて、季節は夏なんだな―。夏草って季語が入ってるんだから、三日月と泰衡あたりの戦ではないシーンは夏なんだよね。

↑の写真。セットの階段に書かれた白い模様は、夏草と卯の花のことかなって思いました。なんか水族館の水槽の藻がこんな雰囲気だよね~とも話していたので、波かも知れない(船のシーン有りますしね)

三代の栄耀一睡の中にして大門の跡は一里こなたに有

奥の細道では藤原三代にわたる栄華の話で、四代目泰衡はカウントされない。でも、泰衡の首に、仏教で最上級の花とされる蓮の種が一緒に入って弔われてたのを見ると、そんなに評判の悪い人物ではなかったんだろうなと予想できる。

中尊寺の蓮と藤原泰衡のWikipediaの項目が熱い執筆で、泰衡を主人公にして一本お話ができるポテンシャルを秘めてる。

勧進帳

最前列で観てたので、あの巻物が白紙なことを確認できた。他の手紙はちゃんと文字がかかれていたのに。

安宅の関の関守(富樫左衛門)が「ご無事で…」ってぼそっと言うところが萌えでした。仕事はちゃんとする、情けもかける、できる関守だぜ。番卒も「勧進帳って何?」の説明をしてくれるできる番卒。

九字の真言のことはカットされていたけど、弁慶は比叡山の坊さんという設定でしたね。「叡山の坊主ですので」ってこそっというところがすごい好き。

勧進帳の原文だと「元より三塔の遊僧、舞延年の時の稚」の部分が「叡山の坊主ですので」になってる。比叡山ではなく、北嶺でもなく、叡山と言わせるところに、シナリオの方の当時の文化への知識の深さを感じる。「北嶺の僧兵」や「延年舞の芸能僧」だったら予習必要案件だけど、「叡山の坊主」なら京都の延暦寺ねって分かる。そういうささやかな知性にセンスを感じる。

刀ミュの弁慶の設定は、遊僧の坊さんと言うよりは僧兵として描かれてる。北嶺の僧兵=山法師。山法師は比叡山延暦寺所属の僧兵のみを指していう。

名残の雁・鴻雁北

最後に北に羽ばたいた鳥たちは帰雁のこと。

義経が「海を超えて、大陸を超えて~」という台詞があるので、雁という認識でいよう(雁は北シベリアまで行く)

キャラ別感想

  • 三日月 確実に現存
  • 小狐丸 該当する刀が現存するが、誰かの持ち主だったかは不明
  • 岩融 存在しないことをもうわかってる
  • 今剣 存在しないかもしれないけど……じゃぁこの記憶は?
  • 髭切 名前が違ったり複数あったりするけど、そんなことは正直どぉ~でもいいことだね(そんなに重要な事かなぁ?)
  • 膝丸 疑問を持ってないが、いないことを目の当たりにするのは怖い(萌え)

三日月以外の5人は、史実というよりは脚色された物語の書物に存在する刀であって、実在したのか?今残ってるのは果たして本物なのか?存在がぼんやり。

今回は6人とも鞘を振り回す殺陣ではない。立ってるときに柄に手を添えてた。殺陣やお辞儀の仕草などの動きが、益荒男寄り(小狐丸・岩融・膝丸)と手弱女寄り(三日月・今剣・髭切)の2パターンで対になってる。髭膝の対比が一番わかり易い。

三日月宗近/黒羽麻璃央

年長者としていつも見守る立場が多かったけど、つはものの三日月は主人公だった。三日月が話の主軸になるって珍しい。

単独行動が多い三日月。前々から行動してたっぽい。それで審神者も源氏兄弟に監視を頼んでる。他にも単独行動してる刀剣男士いそう(主に絶対服従ではない明石あたりの来派、怪しい)

「何度も」や「今回は」など、不穏で意味深なセリフを序盤から言ってくる。歴史の分岐ポイントをいっぱい作っておきたいのかな?ゲームでは何度も何度も同じ時代に出撃すると、検非違使が出てくるところとリンクしてそうで怖い。

亡骸があったり、現存していたりと、明確に生きた証があるものに感情移入する三日月。藤原4代ミイラはDNA鑑定済みなので確証ある存在。

つはものは時間遡行軍がそこまで目立たなかったけど、三日月がそのポジションを担当してた。時間遡行軍、何しにいたんだろ。

三日月は望月ではないので、表舞台には出ない、光の裏側にあるものに注目できる。最後に「光が当たってない部分も三日月だったよ」って兄者が言うけど、多分そういうこと。

三日月の行動を見てると、刀剣男士がガッツリ歴史に介入してもさほど問題ではない……のかな?

「歴史は水もの」っていうのは、なんだ『方丈記』まで持ち出すのか?!と思ったけど、水の流動性のことかもしれない(つまんない考察だなぁ)Twitterですごい考察を見て、自分の理解の遠いところにいる三日月、流石だなって思いました(ぷらいべったーだったのでリンクを張っていいかわからなかったのでやめましたが、私のツイのお気に入りから辿って…)

いろんな媒体で三日月がべらべら喋ってるのを見ると神秘性を失うので「ん~?ん~~~~そうじゃなくて…」ってなっちゃうのですが、そこは三日月に語らせずになりきり探偵兄者にやらせることで、三日月の神秘性を保ちつつ話をわかりやすくすすめる手腕。すごい。三日月には抗しがたい魅力と、物言わぬ神秘的な気配を常に持っててほしい。

小狐丸/北園涼

冒頭の小鍛冶で持ってかれる。

顔の表情よりも、刀の柄に手をかける左手の動きを見ていました。審神者や三日月に意見するときに握る手に力が入る。親指の動きも細かかった。ライビュだと多分そんなに映らないところだと思うので、前の方で見ることがあれば注目してみてほしい。三日月の誤解が解ける「踊りますか」のとこは、手に力入ってないんだよ、動きこまけー!!!

「踊りますか」のところは、晴れやかな表情を見るほうが価値があるので、手の動きは2の次でいいよ。

主様の意図を理解できなくて葛藤する。ぬしさまの意思に反することと、三日月のやってることの相違で不審がってたけど、誤解が解けてよかった。

三日月に信頼されてることが分かる台詞が多くてうれしい。「小狐丸は全体を見てるから」「目には曇りがない」などのちょっとした褒め。

三日月との一騎打ちは結構足技も使う。剣使いの行儀悪いところ見るの好き。対峙するとき「三日月!」って呼び捨ててなかった?いつも三日月殿なのに…あれ?(記憶曖昧)

実は阿津賀志山のミュを観たのはトライアル配信なので(通常公演や厳島公演を知らない)、めっちゃ歌がうまくなっててビックリしました。声量が違う。

岩融/佐伯大地

今剣のお父さん。父性がだだ漏れてる。

「今剣が修行に行って寂しい?」「寂しいぞ!!」って素直に言う。子供扱いしたい気持ちがあったけど、極めで戻ってきた今剣にもう肩車はしないのではないかと思う。

『義経記』のみに登場し、『平家物語』では弁慶らしき人の名前だけが出てくる。岩融も、元主の弁慶ご本人ですら、いたかどうか存在が危うい。

本丸で今剣とお芝居練習してるのは、持ち主である弁慶が遊僧(芸能に優れた僧)であったから。この設定を活かす刀ミュ―ジカル、神がかってる。まさにミュージカルならではだと思う(ちなみに琵琶法師も遊僧の類)

髭切たちが知ってる義経弁慶(平家物語)と岩融の知ってる義経弁慶(義経記)は違うので、「主のことを教えてほしい」のセリフに納得。

前からミュで弁慶の持ってる武器が岩融じゃないんだなーと思ってたら、岩融自身も気づいていた。自分が存在しない事をすでに感づいていて、「今剣を傷つけないでほしい」って言う所が本当にお父さん。

岩融は髭切と膝丸には様付け。これは持ち主の主従関係で敬称がつくのかな。他のキャラには呼び捨てだった気がするし。

今剣/大平峻也

『義経記』のみにでてくる。

最初に髭膝に自己紹介するときに「はじめまして」という挨拶で、あれ?源氏の刀で同じ時代なのに「おひさしぶりです」じゃないんだ……って思ってたら、お互いに存在がかぶらない書物の記憶だった。

髭切たちが源氏の刀であること知らないのは、「源氏の刀だからね」って言ったとき「なら何処かですれちがっていたかもしれませんね」という無邪気なセリフでわかる。あ……これはお互いに知らない者同士。この会話を見守る岩融お父さんの怪訝そうな表情と、「あー…」ってなってる膝丸にも注目して。髭切は「ありゃ?まずいこといったかな…ん~いっか」って感じでそこ気にしない。圧倒的スルー力。

あと「ちょうほうってなんでしょう?」を、諜報の意味でごまかす岩融。同音異義語はここでも出てくる。知らないことを悟らせないお父さん。

膝丸の「なんでもない、いや、なくない!」と真実を伝えない源氏兄弟は優しい。膝丸は気を使ったのではなく、ヘタすると自分の存在が危うくなるから聞けないだけ。

義経公に「初めて聞く名だ」のところは、源氏兄弟が初対面で「知らない」って言わなかった優しさにもここで気づいててほしい。

すでに今剣の極の手紙を知っていたので、この展開は心が痛かった。けど、そんなことは納得済みで、ちゃんとわかって修行に行ってくれたんだね。ゲームの今剣のお手紙見たとき「修行になんて行かせなければ良かった……」という落胆があったんですが、ミュの今剣はちんと見送れる。

義経公が追い詰められて死ぬところで「逃げよ!」って三日月に言われた時の表情、はーーーーーーー最の高。「駄目ですよ、歴史を変えては!!」と言いつつ、嬉しかっただろう。

自害した刀である自分が存在しないということは、義経は生き延びた可能性を見出したことのほうが嬉しそう。

言いよどむセリフや義経公の場面は、手で服をぎゅーってするので観ててほしい。今回手の動きに注目して見れた。小狐丸と今剣の二人は、わかりやすく手の表情が変化した。生で観ないと気づかないところ。他のメンバーも手の動きに注目して観てたんですが、他はそうでもなかったな。

髭切/三浦宏規

なりきり探偵・兄者の事件簿~解決は即興劇~。

敵に腰掛けて足を組む兄者は、ただの一流外資系企業の美人OL。村正と同様に仕草がたおやめ。

「ふわふわしてしまうよね」掴みどころのないというよりは、世俗に興味のない浮世離れしてる兄者。

審神者に呼ばれて「それは行かなければならないのだろうね(承諾)」って言う。回りくどいセリフがまさに兄者。「分かった行くよ」じゃない。動詞+付加疑問+強制意思という英語にしたら複雑なセリフを喋る兄者。兄者のセリフは、三日月以上に英語にローカライズしたくない!だが、そこが兄者っぽくていい。

「~だね」って語尾に”ね”がつくセリフが多いので、断定感が減り、同意感がある物腰柔い印象。

『吾妻鏡』には髭切は存在しない。「お主がいない歴史も、あったのでな」の三日月のセリフは、吾妻鏡あたりのことをさして言われてる。平家物語メインの記憶を持った兄者だと思うで、そんなこと気にしない。

足に力を入れたときの太ももあたりの衣装のシワが、フィギュアのようだった。服のシワの描き方のハウツー本の例に出てきそうなシワとシルエット。ミュの衣装に対するこだわりはすごい。三浦さんに合わせて立体裁断されてるんではないだろうか…。

隠蔽最下位の兄者は、隠し事には向かない。

兄者のピルエットすごい。すぐクルッと回ってくれる。あと噂の5:55分の足上げ。あんなに足が上に上がるの?!この足上げに耐えられる衣装の素材は何?ストレッチ素材?!

刀ミュつはもの

兄者のペンライトの色がきれいなペールイエローにならなくて、????って思ってたら、他のキャラの色に干渉受けて白くなっちゃうだけでした(不良品かと思ったよ)光(RGB)は色が交じると白になる!! 三日月や岩融の濃い色と二本持ちすると白くなっちゃうから気をつけて。

膝丸/高野 洸

兄者がたおやめなので、弟はますらお寄り。

「三条は全員自由…、いや、俺とて不自由ではない!!」別に苦労人ではない。膝丸はツッコミ役をやってるだけで、苦労を買って出てるわけじゃないよ。不憫とかそういうんじゃないよ。みんなの面倒を見る苦労人ポジじゃなくてよかった。

膝丸と髭切に呼ばれた時の反応は、「好きな子に今まで名字で呼ばれてたのに、不意に下の名前で呼ばれて感動する男子高校生」

『平治物語』に膝丸は出てこない。存在にちょっとだけ不安がる。箱根権現に奉納されるのを見にいくのを断るところ、人間臭かった。いい、少し気持ちが揺らぐの萌える。どの経緯で奉納なのか書物によって違うので、自分の記憶との齟齬が出るのが嫌だったんだね。

「見えてるものしかわからん」という台詞があるので、自分がいなかった時の歴史を目のあたりにするのは受け入れられないと思う。

源氏兄弟の人称。膝丸は「三日月様」「小狐丸様」の二人に様付け。様付けの割に他はタメ口で喋る。髭切は三日月に対して様はつけない。この基準はなんだろう?

側転とキレッキレのダンスが他の追随を許さない。どんなに激しく動いても、前髪の一房は微動だにしない。

常に公式絵のポーズ取っていて、後ろの壁に映る影が一番かっこいい。シルエットが公式のポーズになるってすごい。ライトの位置とか計算して立ってそう(おかげでずっと影を見ていた)

歴史上のキャスト

阿津賀志山で少し中途半端だった歴史上の人物の描写が、綺麗にまとまっていた。持ち主の義経様も弁慶も魅力ある人物に描かれてる。

義経北行伝説はロマン(中国大陸までいくとファンタジーだけど蝦夷にはいっててほしい)

存在が曖昧な刀達と、生存が曖昧模糊な主。存在しなくても、生きてても、死んでてもかまわない。特異性が不足していてもOKな世界優しい。わからないものはわからないままにしておくのが正しい。伝承も史実も時の権力者の都合だよ。

史実で評価が悪かった藤原泰衡の解釈が良かった。なぜ蓮の種が入っていたかという特に明確になってないところを「骸に蓮の花を供えてほしい」という話に組み込むのすごい。三日月が蓮の花を持ってきたところもすんなり納得した。歌の「花のうてな」は蓮の花こと。

みほとせの伽羅ちゃんのときも思ったけど、花が出てくると、人の体を得た刀剣男子たちが、香りという嗅覚を感じ取れるようになったんだなぁってうれしいです。花は美しさもあるけど、香り要素も重要。みほとせは赤ちゃん抱っこした時の体温で、人の体になったこと感じ取ってるとか、そういう刀というモノではなく人情味の習得。

「都の香りがするね」って兄者が言うから、五感習得の過程はささやかに入ってそう。お菓子食べたり、そういう人間らしさ。

蓮の香りは俳句や文学作品に出てくるから、特に作中で香りについてコメントされることはなかったけど、そういうメタファーもあるといいな(松尾芭蕉も蓮の香りについて詠んでるし)

刀ミュ 2幕 ライブ

最初のひらひらしたワンピース(?のような上着)がキャラによって丈が違う。兄者が一番長い。クルッと回ったり足を上げたりする時の兄者のスカートの翻りすごい。さすがバレエダンサー。最前列だとスカート(違うよ)の中がバッチリ見えて、いけない気分になる。

和太鼓のシーンは、みんな赤いペンライトにして我が君を応援していて……、え?今回のペンラにこの色なくない?と思ったらみんな事前に用意してたんですね。私も知ってたら赤に変わるペンラ用意してったよ。ここだけ後悔。

和太鼓に刀ミュのロゴマークが入ってた。前は入ってなかったような…(予算が目に見える!)

11/7公演の日替わり

源氏兄弟に誰が教えるかとコールが日替わり

【昼】
教えたのは村正。兄者が「脱ぎましょうか?」っていい出してビックリ
コールは岩融
【夜】
教えたのは和泉守兼定。俳句っぽく読んだけど字数が適当で「兄者、それだと字余りだぞ」って言う(俳句とは?)
コールは髭切

ファンサ

全員で歌う曲は誰にしていいかわからないので、目の前にきたキャラにしてました。そしたら、最前列はうちわがなくとも、ペンラを目の前にきたキャラの色にしてると視線をくれる!!最前列最高。みんな月々300円払ってプレミアム会員になろう!

2~3階席にも行ってくれるから手厚い。誰がどこに行くかはその回によって違うんだね。

所感

刀ミュスタンドシブヤノオト

お花届いてた。またシブヤノオトにでてほしい!

ミュの好きなところは、ゲームのセリフの使い所が的確でしつこくないとこ。戦闘の決め台詞以外使わなくていいよ、各メディアごとのキャラ解釈で喋ってよって思ってる。正直、声色も似せなくていい。「その役者さんが演じるこのキャラ」を観に行ってる。

今回、前半の伏線をきれいに回収し、各キャラの成長も見れて、さらに、この話だけできちんと完結する。観終わった後「これってどういうことだったの?」という疑問があまりわかなかった。

みほとせのときも思ったのですが、見る側の読解力を高く見積もって演出してくれてる。脚本/演出家の方も義経に関してそうとう資料を読み込んでるし、こちらも好きな刀の主のことを調べてる。創り手と受け手のお互いの知識のデータベースが充実してる感じ。こっちの考察力を信用して、いろいろ演出してくれてる。こちらも頑張って気づいていきたい(DVDでゆっくりと)

演出家の知識量は相当なものだし、それを選別してストレス無く私達に魅せてくれるセンスに脱帽。感謝。スタッフの底知れなさを感じる。役者が変更でも気にしないけど、演出家は変わらないでほしい。

何度もいいますが知識の有無でお話の理解に差はなく、演出に関してのことを言ってるので誤解しないでほしい。人の感想を聞いて「アレってこうだったんだ!」って腑に落ちる着眼点が一つ増えるという意味。

この、「こういうことか!」の再発見があるから、何度も観たくなる作品になるわけ。演出の効果はそこなんですよ。

「刀の2.5次元舞台には歴史の知識が必要」「前作を観ていること必須」という雰囲気になると、ちょっと興味ある程度の人が尻込みしちゃう。間口が狭まってしまうので、予習の事前情報は無粋だなぁって思います。「あ~今回は勧進帳のことやるのね」ってそれ自体がネタバレになる場合もあるし…。

「刀ミュに予習は不要」と言うことは、何度も何度も訴えていきたい。このエントリーを読んでる人は観劇済みの方だと思うので、DVDを貸すときや、ライビュに一緒に行く人なんかに何も言わずに観てもらって!

もちろん、全部1回観てあれこれの演出に気づきたい!推しの造詣をより深めていきたい!って人は予習したらいい。そして気づいたことを文字にして教えて欲しい、読みにいく(できれば、全体公開で頼む。知識の共有を頼む…)予習してく人は、全部吸収するメモリ容量がある人だと思うので、羨ましい。

予習する人、しない人が半々ぐらいでいいよね。ミュに関しては、間口は広く、奥行きは深~く。

ミュで観たいのは刀剣男士たちの心の機微であって、今更歴史を紐解きたいわけではない。ってことなら予備知識いらなくない?ど、どうかな?みんな歴史を紐解きたくてミュに観に行ってるわけじゃないよね?っていう…。

ゲームはゲーム、刀ミュは刀ミュ、刀ステは刀ステ、アニメはアニメでメディアごとにきちんと完結して欲しい気持ちが有ります。お互いに設定や世界観解釈に干渉しないといいなー。ゲームは原作だから大元の設定あるんだろうけど。

電子チケとのデジタル特典はなかった。あれはステだけか……。ちょっと期待しましたが、そういうのはミュプレミアム会員ので十分かな。

物販

物販は中にはいってペンライトとパンフだけの列があるのでそこが早い。3分ぐらいですんなりいけた。外にある列の長さ見て、並べないって諦めそうだったけどよかった。

パンフ以外のグッズ販売も、中にあるのでチケットある方は中の物販の利用をおすすめします。

DVD/ブルーレイは会場で予約することもできる。

ミュージカル『刀剣乱舞』〜つはものどもがゆめのあと〜 (ブルーレイディスク)

ライブビューイング

2018年1月30日 18:30~
詳細はミュ公式サイト

来年か…遠い。配信もあるかな?ペンラも振りたいけど、配信があるならそっちのほうがありがたい。

WEBアンケート

今回は紙アンケではなく、WEBアンケートになったみたい。会場にQRコード読み込むのもあったみたいですが、気が付かなかった…。その場だと見終わったテンションで文字かけないので良かった。公式に直接意見を伝えられる機会は貴重なので、もう少し考えてから送ろう。

このエントリーが、アンケ送る際の記憶の手がかりになればいいなーと思ってます。

出てほしい刀剣男子の項目は迷う。キャラありきではなく「シナリオ上必要だからこのキャラが出てくる」ってスタイルで頼む。ミュはそういうところきちんとしてくれそうだから、この項目本当に迷う。

ヒロさんが前の方の通路列を当てたので、今度も刀ミュについていきました。私はいつも、恩恵にあやかってついていくだけ! ストーリー...

歴史に関しては、マンガでわかる日本史的なやつを小学校の図書館で読んだぐらいの知識で書いてますので、これ違うよっていうのがあったらご指摘いただけると助かります。

この時代の歴史に明るくない。更に古文にも明るくない。地理にも明るくなくて、壇ノ浦を瀬戸内海の何処かだと思ってた程度の知識。源平合戦に関しては詳しい方がゴロゴロいらっしゃると思うので、オススメの参考文献教えてください。なるべくKindleできる優しいものを……。

あ、那須与一だけは詳しい。的を射ったあと与一の口上を未だに暗唱できるぐらい。「南無八幡菩薩~よっぴいてひょうどはなつ」まで覚えてる。あの扇射ったあと、あっぱれって踊った平家の翁の射って「与一くんさっすがぁ」「ええ…無防備な老人も射つとか何やってんの…」「源氏はこれだから空気読めねぇ!(平家勢ドン引き)」って三パターンの評価されるオチが楽しいですよ。

あとは、平泉には行ったことがあるので、中尊寺の蓮のことは知っていた。平泉は蓮よりあやめの印象だったのは毛越寺のせい。延年舞は日光で見たことがあるので、芸能僧という人がいることをぼんやり知ってた。

何かの書物には源氏の宝刀は1本しかなくて(どっちかがカウントされてないか、髭膝の区別がなくて1本の刀として伝わってる)それが何だったのかさっぱり思い出せない。一本だと思っていたので、とうらぶで髭切/膝丸と2人出てきて驚いたんです。

2017年9月の丸亀のにっかり青江と石切神社の石切丸の刀剣乱舞コラボ展示のレポ感想。

北野天満宮の髭切(とされている)と、石切神社の小狐丸(とされてる)刀は、にっかりさんと石切丸と一緒に見に行ったよ。

刀剣乱舞2.5次元感想【一覧

刀ミュ・「つはものどもがゆめのあと」の感想←
刀ミュ・「三百年の子守唄」の感想
刀ステ・義伝「暁の独眼竜」の感想
刀ステ・虚伝「燃ゆる本能寺」の感想

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