「今、超克のとき。山姥切国広 いざ、足利。」に合わせた、「足利市×とうらぶコラボ」というイベントなんですね。小学校の遠足以来の足利にいってきました。
山姥切国広は初期刀でもあります(レベルは一番にカンストした)
【2022.02追記】
5年前の記事なので情報が古くなってる可能性があります。今年の國廣再臨に行く方は足利市公式サイトの「観光パンフレット」をダウンロードするのをおすすめします。まちさんぽと宿泊一覧。
今回スタンプラリーで追加になった本城厳島神社は徒歩だと遠いので、行くならレンタサイクルしよ!
今回はお留守番です。参加できる方は楽しんできてね。ちょっと前に私用で足利にいったんですが、お店や足利学校・鑁阿寺がバリアフリーになっていたりと、前に比べてかなり観光に力入れてるなぁ!という印象でした。
「足利市×刀剣乱舞-ONLINE- 2022」特設サイト
【/追記ここまで】
足利を巡る刀剣乱舞コラボスタンプラリー
足利市立美術館、史跡足利学校、鑁阿寺、織姫神社、長林寺、の5つのうち、3つでまんばちゃんポストカードと交換。徒歩で行ける範囲なので、せっかくだからここは全部回ります。美術館の待ち時間でうまく全部回れる。
足利市立美術館
整理券の配布は9時から。この日は人数が多めなようで開館を30分繰り上げて9:30から入場。
整理券をもらって他を探索するほうが、時間を有効に使えると思って12時の回の整理券をもらう。整理券で並んで入場してもそこそこ並ぶ。
布袋国広(刀)
布袋国広は360度見れる。剣先から見たら厚みがそんなに無くて、薄くて華奢っぽい。
薄いのにしっかり布袋の彫り物があって、そのせいか殺気立ってない(?)イメージ的に武人より文官って感じのする刀。感性を言葉にするの難しい。布袋国広も早く実装されたらいいなー。
山姥切国広(刀)
山姥切国広は布袋国広に比べて攻撃力ありそう。布袋に比べたらこっちは武人。身幅があってがっしりしてる。
刀紋が不規則になびいてる布のようで、まんばちゃんの擬人化デザインになんだか納得してしまいました。
隠れるための布じゃなくて、そういうところをデザインしてるのかもなーと思って。
材料の鉄が良質なので、きめ細かい感じ。寒色よりの色合いだったかなー。
スタッフに「国広くんは地下にいます」って、くんづけでいわれるまんばちゃん等身大ポップ。国広くん!”くん”づけ!国広くん!
【追記・ひとによって国広さんのさん付けの場合もあるっぽい】
」入場パンフは画像もですが、情報もぎっしりで豪華。
刀のことだけではなく、刀工のこと、足利の歴史のことなど。入場してから少し待機する時間があるので、そこではこのパンフをじっくり読むことができる。読み込んだ上で実物の展示をみせるという流れ。
照明の調整っていうのは、描き下ろしイラストを取るのに蛍光灯が光ってしまうのを防ぐために1列照明が消してある。「顔に照明が来てハレーションしないようになっている」…というわけだ。
史跡足利学校
小学校の遠足以来の足利学校。學校なので入場券が「入学証」わかってる、こういう細かいところの演出わかってる。
「入徳」「學校」「杏壇」の門。通った~、これ小学校の時通った~~~!(当時読めなかった漢字も今は読める)
漢字テストして、知力の低下を実感。「該当がない場合は☓」とあったので、わざわざ書いてるということは、訓読みがないやつが1つぐらい混じってるだろって☓いれたら、☓の回答はない。
「史跡足利学校ゆかりの刀剣史料展」
図書館で史跡足利学校特別展。こちらに内番服パネルも展示してあります。
展示してある資料には、とうらぶでおなじみの刀剣お名前がちょこちょこ出てくるので、じっくり見たい。
宥座之器
水を満杯にするとひっくり返って溢れる。バランスが難しい。
足利学校近辺で鼻がムズムズし出したと思ったら、やっぱりsugi!
花粉症の人は対策してって。
国宝鑁阿寺
本堂が国宝。お寺への石畳の通りはとても趣がある。
大銀杏は大がつくだけに大きい、秋が見頃なのかな?幹の大きさもそうですが、その分根もすごくて、これどこまで地をはってるんだろうと想像すると楽しい。
織姫神社
229段の階段は修業の場。階段の手すりは防災の消化水路にもなってる。階段を登らない迂廻路もあるけど、ここは階段だろ!
神社は外観の改装工事で全貌が見れなくて残念。ここ、スタンプのインクが事切れそうな薄さだった…。
うりぼうも出るよ。
夕方や夜に行くと、ライトアップされて街が見下ろせて綺麗です。泊まりの方は是非夜の織姫神社に行くのもおすすめ。
長林寺
ポップは戦闘時のやつ。
まんばちゃんの元主が眠るお墓。行ったときは住職さんが不在でしまってましたが、ボランティアの方がいらっしゃって、「足利のお菓子じゃないけど……」ってお菓子くれました。審神者を全力で歓迎する足利の方。
「お墓の石が丸いものは、歴代の住職のもので無縫塔(卵塔)と言うもの」と教えていただきました。足利学校にもこの形のお墓があって、不思議に思ってた謎解決。禅宗において、丸が執着からの解放「空」の意味に相当みたいだから、そんなところなのかな。五輪塔やら石像美術に関しては専門外なので詳しい方に任せたい。
太平記館
スタンプラリーの終着点。グッズもここ。グッズが欲しい人はまずここから行くといいかも(ツイッター見てるとだいたい午前中でなくなってるみたいだし)
当日分完売しても、後日郵送でグッズが買える神対応。確実に受注生産してくれると安心ですね。
ポストカード交換時間は時まで17時まで。ギリギリセーフでもらえた。
足利コラボカフェ
とうらぶのではなく、「山姥切国広展」の協賛。なので、まんばちゃんモチーフではなく刀をモチーフにしてるメニューが多い(納得)
麺や松のみそ山姥切チャーシューメン
この日のメニューは、「みそ山姥切チャーシューメン」のみ。一般の方になんて説明するんだろと思ってたら「チャーシュー麺のみ」って説明だった。
このチャーシューとメンマが刀剣を模してるんだろうと思う。このチャーシューで白米が食べたかった。それくらい濃厚で美味しい。このチャーシュー、厚切りベーコンかと思うくらいに大きい。
なのに、850円というリーズナブル価格でいいのか?!もっととっていいんですよ。
プラザハマダ「刀剣パフェ」
レコード+雑貨+カフェのお店。美術館のすぐ近く。刀剣乱舞の公式グッズも取り扱っていてアニメイトみを感じた。そして山姥切国広を足利に呼んでくださった功労者でもありますよ(感謝)
目釘穴と刃紋もちゃんと再現するクッキー。
もちんばむけの撮影用の席も用意されてる。
國廣弁当はこの日は売り切れ!噂の薄い本「国広、足利で打つ」もここで売ってる。
店内で読める書籍にとうらぶの図録あり。
4season
雑貨+服+カフェのお店。
目貫穴まで再現されてる刀剣リーフパイ。銀のアラザン付きで輝いてる!席数はそんなにないく飲み物とお菓子のみですが、整理券の時間調整の休憩にピッタリ。店員さんとのおしゃべりも楽しい。一人旅の方におすすめかも。
去年からコラボのお話があって、1月ぐらいにはパンフに載せる写真提出だったらしく、前々から準備されてらっしゃたんだなぁ…。コラボが始まって連日とても忙しいらしく、時間が出来たらプレイしてみたいとおっしゃってました。まんばくん初期刀だからね!
・4seasonFacebook
・https://www.4season-bond.jp/
はせがわ珈琲店
コラボではありませんが、美術館でいただける足利のパンフに載っていたはせがわ珈琲店。老夫婦が営業されている雰囲気のある喫茶店で、太平記館の近くにあるので電車の時間までまったり。ステンドグラスのランプシェードや、金縁の食器や、天鵞絨のシュガーポットなど、お店の内装もBGMもハイセンスでとてもいい。
ツイッターで噂の「蝶や」さんは今日は定休日。残念!
所見
どこに行っても歓迎ムードで、足利市の街全体で盛り上げてくれているのを感じました。足利市長の本気。
この本気に答えるために、古印最中のお土産を買ったり、飲食を積極的に利用したりして経済を回してきた。おみやげも手ぬぐい屋さんに立ち寄ったんですが、良心的価格でタオルハンカチ好きなの一枚プレゼントしてくれたりと高待遇で驚く。
足利も水戸も三島も地域復興イベントの成功例としてくれたら、別の機会にも企画が通りやすいんじゃないかなーと思う。審神者達はお行儀よくお金を使ってくれるって分かったら、行政の方も人員割きやすいだろうし、管財課や観光課も動いてくれるよ。
いたるところに来た方のノートもあって、全国から審神者が来てた。海外からも来てた。お店の人もどこから?って聞いてくる。私もスタッフへのお礼を書いてきましたよ。みんな絵がうまいなぁ。こういうの見るの楽しい。
両毛線の時刻表こんな感じ。地元ではないんですが、比較的近くでの開催だったのですんなりいけるかなと思ってたら、両毛線の1時間に一本でやや難易度が高かった。交通の便が悪いのでそこはちょっと覚悟が必要。
少ないので、飲み物なんかは自前で最寄り駅から調達するのがいいかな。歩いてみて分かるんですが、バス停はあるけどバスが通ってないので、駅から長林寺や隣駅のフラワーパークに行く人は、タクシーを捕まえてしまう方が早い。
関連記事とトピック
足利のことが記事になって色んな人に知ってもらえるの嬉しくとまとめちゃう。
【ライブドアニュース】
名刀「山姥切」展 経済効果4億円
【地元の下野新聞の記事】
刀剣女子、足利に殺到 限定グッズ完売、周辺店舗も盛況 足利「山姥切国広」展
本日の朝日新聞朝刊一面のコラム、天声人語は、山姥切国広展のことを詳しく取り上げています。取材に来てくれた筆者は山中季広さんで、私が朝日新聞時代、社会部で机を並べた、敏腕記者。みなさん、是非お読み… https://t.co/gfBLWfmhki
— 和泉聡(いずみ さとし) (@togotakamori) 2017年4月1日
4/2の天声人語が「ときは西暦~」のフレーズで始まっててびっくりした。記事読んでやっぱりまんばちゃん青いよね!
「山姥切国広」所有者の方からメッセージをいただきましたのでこちらからご覧ください。→https://t.co/EztJzW4nKf #山姥切国広展 #足利市立美術館 #足利市
— 今、超克のとき。山姥切国広 いざ、足利。 (@izaAshikaga) 2017年4月3日
嬉しくて気持ちがすごい高揚してます。
すごくすごく綺麗だったよ。まんばちゃん。 pic.twitter.com/A4ultXOrKe
— 荒牧 慶彦 (@ara_mackey) 2017年4月1日
また、足利市にお越し頂けたとき、
SNSの投稿に足利市のキャッチコピー
#素通り禁止足利
とタグ付けしてもらえたら、
また、審神者様が来てくれたんだって市役所様にわかるし、喜びます(>ω<〃)~♡ pic.twitter.com/xF7rLkVlk5— 手もみそば いけもり 足利東部手入部屋 (@ikemorisoba) 2017年4月3日
フラワーパークの方にも行けたら良かったなー。